カディタッサーシルクのダブの鹿

2016.09.18 Sunday | category:アパレル&サリー

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    待ってました〜〜〜〜

     

    ずっと憧れていた「ダブの鹿」がオリッサはブハネーシュワルから届きましたっ^^

     

    どこからお話すればいいかなぁ・・・・

     

    素晴らしすぎる手紡ぎ、手織りのオリッサ産カディタッサーシルクから?

     

    それともオリッサの輝ける星!!オディアテキスタイル・マスターのグンジャン・ジャイン(女性)さんのこと?

     

    とても長い歴史をもつ、防染木版プリントのダブのこと?

     

     

    今日、ご紹介するのはサリーです。

     

    素材はオリッサ産カディタッサーシルク・・・

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    グンジャンさんのブハネーシュワルにあるウィーバーコミュニティのお写真です。

     

    カディタッサーなんて・・・簡単に言ってますが、手紡ぎのタッサーを入手するのは本当に困難です。

     

    カディで有名なウエストベンガルでも、カディコットンは見つかってもカディタッサーは結構難しいんです。

     

    Viajeがカディタッサーを探す時ベンガルは諦めて、アンドラプラデーシュかまたはマディアプラデーシュ、

     

    オリッサかアッサムで探します。

     

    なぜなら、この地域に住むトライバルの人たちは昔から素晴らしいシルクの織りの技術を持っていたから・・・

     

    例えば・・・シミノイ、コトパット、ハバスプーリー、ダラパタール、カラパタール、ボムカイ・・・

     

    これらはすべてオリッサ・トライバルの風前のともし火系のシルクの織りのテクニックの名称です。

     

    こんな織り布がインド各地のトライバル地域にひっそりと息づいているんです。

     

    「タッサー(野蚕)はトライバル」これはひとつの結論だと思っています^^

     

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    では今日ご紹介するサリーを制作した工房のマスターのお話。

     

    グンジャン・ジャインさんは私が知りえるマスターたちの中で最も熱い女性です。

     

    大都市出身のグンジャンさんがブハネーシュワルに一人で引っ越し、工房を設立したのは2007年。

     

    2013年にはオリッサ数万人のウィーバーたちの頂点に立つ、スーパーテクニックをその手に宿した4人の

     

    ウィーバーを育て上げました。(現在、グンジャンさんはオディアテキスタイルの救世主と呼ばれています。)

     

    4神の作品は目がくらむほどの美しさとお値段ですよ(涙)

     

    しかしここの織りのラインは手が届かない・・・

     

    こんなの・・・

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    どっひゃ〜〜 超絶ステキ〜〜〜

     

    このサリーはオールオーバではないですが・・・前振り部分にはとても精緻なモチーフが織りこまれています。

    (直接買い付けならギリでイケるか・・・)

     

    これのもっとハードな子と伝統モチーフの絣などがここの織りのライン。

     

    そしてもうひとつのラインがダブライン!!

     

    この子です!!!

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    いよっ!!待ってましたぁ!!!夢に見た子〜〜〜〜 レア色の「ダブの鹿」です。

     

    ベースのカディタッサーシルクはブハネーシュワルのグンジャンさんの工房で織られました。

     

    染めはラージャスタンのあの防染木版プリント(ダブプリント)です。

     

    ご存知の方もいらっしゃると思いますが・・・ダブって不遇じゃない・・・

     

    手が込んでて、歴史もめちゃくちゃ古くて、ナチュラルで誠実な布なのに・・・なんせ垢抜けないから安く買い叩かれて

     

    アジュラックのように表舞台に躍り出ることはなかった・・・

     

    でも、グンジャンさんがこんなにロマンチックなダブを作ってくれました!!

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    もののけ姫でこんな神様みたいな鹿さん出てなかった?角から森が生えるみたいな??

     

    鹿と足元の草は手描きだね^^

     

    ダブの染料はギーや小麦粉などです。すごく簡単に言うと・・・まず最初に抜きたい部分にダブ染料を

     

    木版につけて押していく・・・

     

    その後、天然染料で染め、今度はダブ染料を落とすと模様が白抜きで出てきます。

     

    そしてもう一つ・・・ダブの染料はすべてがナチュラル。インドを代表するナチュラルダイの布です。(藍が代表色)

     

    この絶妙なベージュ、パープル、ピンクがミックスされたお色も、もちろんナチュラルです。(スペシャルブレンドだけどね^^)

     

    ボーダー・・・

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    こんな木版見たことない〜〜〜〜

     

    グンジャンさんの「ダブの鹿」は2年前ぐらいに写真で見て、一目ぼれしました。

     

    いかにもViaje好みの布でしょ^^

     

    でもグンジャンさんの布はブハネーシュワルにしかないの・・・

     

    デリーやムンバイにもお店がなくて、たまに展示会販売なんかをしてるみたいだけど・・・こんなんでしょ・・・インドでも

     

    すごく人気だから手に入らない・・・

     

    あとね・・・ダブラインもハードな織りシリーズなども、いっさい巻物ありませ〜ん!!サリーオンリーです。

     

    ジャムダニやバラナシなんかもそうですが凄腕の織り手さんたちは巻物作りたがらないです。(ここ悩みの種です。)

     

    ボディ・・・

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    光にかざすとピンクが出てきます。

     

    グンジャンさんはアジュラックなど流行のクラフトではなく、ダブプリントを選んだところに気骨を感じます。

     

    Viajeでも初めてのダブですが、いきなり最高峰のダブをご紹介していますよ。

     

    これ以上のダブは私には見つけられないです。

     

    透け感・・・

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    なんかさ・・・ インド中探してやっと一枚みたいな・・・(しかもサリーだし・・)

     

    自分でもなんてアホなことしてるんだろう・・・と思うんですよ。もっと上手に出来ないものかと悩んだりもしますが・・・

     

    それ以上に自分が苦労して探した布を手にした時、すっごい興奮するんです。

     

    お値段に関係なく、一枚の布でずっと話していられるようなカンバセーションピースに出会った時にだけ

     

    皆さんにお見せしなきゃ!!って重い腰が上がります。

     

    だから、お店を続けるためには自分のほしい布を探しまくるしかないと思うんです。

     

    裏・・・

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    ほとんど滲みなしです。

     

    ボーダーのパイピング部分・・・

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    このパイピング部分だけはナチュラルダイではありません。

     

    いらない方は取っちゃってください。

     

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    サイズ115cmX520cm  <Sold Out>

    商品ページはこちらから

     

     

    来年のツアーではオリッサかまたはマディアプラデーシュのインドールで悩んでいます。

     

    グンジャンさんにお会いしたら自分の運命が変わりそうで怖い・・・

     

    それとインドールにも尊敬する方がいらっしゃって・・・

     

    カ、カワセミ・・・が待ってる・・・←もう神谷さん!いいかげんにしてっ!!

     

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    藍の鹿

     

    ここのカディコットン(テンプルボーダー入り)も触ってみたいなぁ^^

     

     

     

     

     

     

    お問い合わせはこちらまで^^

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     


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    カンタ刺繍・カンタストールを中心に、インドより買い付けた素朴ながら息をのむような美しさの刺繍の布製品を取り扱っております。

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    Mina Kamiya
    Viaje のバイヤーを担当しています。
    好きな言葉「COTTON」「LINEN」「SILK」「KASHMIA」…
    そして「刺繍」…職人魂を感じる布に出会うことを夢見つづける布フェチ…
    今日もまだ見ぬファブリックを探してPCと格闘しています。

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